この記事ではXMの3つの口座タイプについて解説します。
XMは国内のレバレッジ25倍規制とは違って最大888倍のレバレッジの取引ができるため、「少ない証拠金で大きなリターンを獲得できる」として人気となっています。
そんなXMですが口座タイプが3つ用意されており、
『どの口座タイプを選んだら良いかわからない』
という方もいらっしゃるかと思います。


利用目的やトレードのスタイルに応じて、口座のタイプを選ぶ事ができます。
3つにはそれぞれ特徴があるため、まずは一覧で口座タイプをご紹介します。
XMの3種類口座の比較
スタンダード口座 | マイクロ口座 | ZERO口座 | |
基本通貨 | ドル、ユーロ、円 | ドル、ユーロ、円 | ドル、ユーロ、円 |
ボーナス | アリ | アリ | ナシ |
注文方式 | STP方式 | STP方式 | ECN方式 |
1ロットの単位 | 100,000通貨 | 1,000通貨 | 100,000通貨 |
レバレッジ | 最大888倍 | 最大888倍 | 最大500倍 |
最大保有可能ポジション数 | 200ポジション | 200ポジション | 200ポジション |
最小ロット | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
最大ロット | 50ロット | 100ロット | 50ロット |
最低入金額 | 5ドル | 5ドル | 100ドル |
取引手数料 | なし | なし | 1ロット/片道5ドル |
スプレッド | 最低1pips~ | 最低1pips~ | 最低0pips~ |
取引ボーナス | あり | あり | なし |
平均スプレッド | 1.7pips | 1.7pips | 0.1pips |
CFD取引 | あり | あり | なし |

XMのスタンダード口座とZERO口座は1ロットが10万通貨取引になりますが、10pips動くと1万円の損益という事です。
例)107.100 → 107.200 1ロット買い 1万円の利益
結局、XMの口座タイプはどれを選べばいいの?
XMの口座は『スタンダード口座』がオススメです。
マイクロ口座は、他の口座と比べると100分の1、たったの1,000通貨となっています。10pips動いたとしてもほとんど利益も損失も出ません。
海外FXのXMにて取引を行うという事は利益を求めてトレードをするかと思いますので、マイクロ口座は練習用以外では考慮に入らないかと思います。
XM ZERO口座はスプレッドに特化している口座で、スプレッドが狭い代わりに手数料を徴収しているECN方式となっています。
ECN方式とは?
ECN方式とは業者が取引時にスプレッドを上乗せしない方式です。ブローカーが仲介していないので、スプレッドがかかりません。代わりに手数料の形でトレーダーから徴収します。
XMのZERO口座は短時間で注文と決済を繰り返すスキャルピングトレード向けの口座と言えるでしょう。
以下に口座タイプ別のオススメトレーダーを紹介します。
マイクロ口座
マイクロ口座は単位がスタンダード口座の100分の1となっています。
・FXをこれから始める初心者
・小ロットでの取引がメイン
・自分が考えた取引ロジックを少額で検証したい
・XMのロイヤリティプログラムをエリートにしたい
XMのロイヤリティプログラムを効率良く最高ランクにする方法は以下の記事をご覧ください。
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XMのボーナスだけで取引を行う方法とXMPポイントで効率よく取引する方法
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マイクロ口座はスタンダード口座の100分の1の単位のため、1ロット取引は1,000通貨になります。
最小の0.01ロットではわずか10通貨の取引になるため、10円でポジションが建てられ値動きは1円しかありません。
そのため、FX自体が初めての初心者の方が「練習用」として利用するのに最適な口座となっています。
また移動平均線やMACDなどのインジケーターを利用して、独自の売買ロジックの検証をするのもマイクロ口座は優れているでしょう。

スタンダード口座
スタンダード口座はXMの通常の口座です。
1ロットの単位は10万通貨ですが、最小0.01からポジションを建てられるので10pipsで100円の損益となります。
スタンダード口座でも1ロット以下の取引ができるので、小ロット取引をしたい方にも向いています。
海外FXを始める方のほとんどが
・少ない証拠金で大きなポジションを持ちたい
・ダイナミックなトレードをしたい
という方がほとんどだと思います。
マイクロ口座の場合は最大10万通貨取引という縛りがあるため練習には良いですが、海外FXの醍醐味を味わう事はできません。
スタンダード口座の1ロットは10pips変動で1万円の損益ですが、証拠金は12,000円程度でポジションを建てる事ができます。

ZERO口座
XMのZERO口座は最小0.0pips~の低スプレッド口座になっています。
スプレッドが狭い代わりに1ロットあたり5ドルの手数料を支払いますが、スプレッドはトータルでスタンダード口座の半分くらいになります。
・スキャルピングトレード
・ボーナスやポイントプログラムはいらない
・0.1ロット以上の取引しか考えていない
という方に向いている口座です。
XMの中でも1番取引コストをおさえられる口座で、主要通貨のユーロドル、ドル円は平均0.1pips~のトレードが可能です。
ZERO口座のトータルでのコストに関しては、
「pips+1pips」
にて計算すると良いでしょう。
ZERO口座 | スタンダード口座 | |
ドル円 | 1.1pips(0.1pips) | 2pips |
ユーロドル | 1.1pips(0.1pips) | 1.9pips |
ユーロ円 | 1.6pips(0.6pips) | 2.7pips |
ポンド円 | 2.1pips(1.1pips) | 5.4pips |
ポンドドル | 1.6pips(0.6pips) | 2.6pips |
ZERO口座の場合は取引手数料が5ドル/1ロットかかるため、トータルでは+1pipsとなります。
ZERO口座のデメリットはレバレッジが500倍という事と、ボーナス&ポイントプログラムが一切無いという点です。
XMを利用するメリットは入金ボーナスやポイントプグラムにあると言っても過言ではないので、
デイトレやスイングトレードの場合はスタンダード口座の開設をお勧めします。

XMの口座タイプまとめ
この記事ではXMの口座タイプについて紹介しました。
最後に口座タイプについてまとめておきます。
まとめ
〇XMマイクロ口座
・練習向け口座
・10通貨から取引可能
・10万通貨がMAX
〇XMスタンダード口座
・初心者~上級者対応
・1,000通貨から取引可能
・500万通貨がMAX(50ロット)
〇XMZERO口座
・低スプレッド
・ボーナスは未対応
・ポイントプログラム無し
以上となります。
XMの口座開設をこれから行う場合は基本的にはスタンダード口座で良いかと思います。
最小ロットの1,000通貨でも練習はできますし、ハイレバ取引の醍醐味を味わえるからです。