この記事ではXM(エックスエム)を徹底的にレビューします。
XMは2009年に設立された老舗の海外FXですが、現状日本人に最も愛されている海外XMかもしれません。
海外FXを利用する上で1番気になる点は「安全性」にあるかもしれませんが、XMはセーシェル 金融庁(FSA)キプロス証券取引委員会(CySEC)だけではなく、イギリス金融行動監視機構(FCA)やオーストラリア証券投資委員会(ASIC) などの先進国でもライセンスを取得しています。
これから海外FXを始める方に真っ先にオススメしたいのがXMです。

この記事ではXMを徹底レビューしてメリットとデメリットの両方を紹介します。
XMの口座開設方法に関しては以下の記事をご覧ください。
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XMの口座開設の方法と必要書類を完全解説!【たったの3分で完了】
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XM(エックスエム)の評判
XMのメリット
・ライセンスの信頼性と安全性
・NDD方式による高い約定力
・ボーナスキャンペーンが豊富
・取引で貯まる嬉しいポイントプログラム
・最大レバレッジ888倍、追証の心配もなし
・MT5も利用可能
・完全日本語対応
・CFD取引も豊富
・多様な入金方法
・入金額は500円~ハードルが低く始められる
XMのデメリット
・スプレッドが広い
・利益分の出金は海外送金による銀行への出金のみ
ライセンスの信頼性と安全性
XMの運営元である「Trading Point社」は小国だけではなく、イギリスやオーストラリアの先進国にてライセンスを取得しています。
金融ライセンス一覧
法人名 | 国 | ライセンス |
Trading Point of Financial Instruments UK Limited | イギリス | 英国金融行為規制機構(FCA) 番号:705428 |
Trading Point of Financial Instruments Pty Ltd | オーストラリア | オーストラリア証券投資委員会(ASIC) 番号:443670 |
XM Global Limited | ベリーズ | 国際金融サービス委員会( IFSC) 番号:IFSC/60/354/TS/19 |
Trading Point of Financial Instruments Ltd(本社) | キプロス、イギリス | キプロス証券取引委員会(CySec)番号:120/10
英国金融行動監視機構(FCA) 番号: 538324 |
本社のTrading Point of Financial Instruments Ltdはキプロスとイギリスの他に
・ドイツ(ライセンス番号124161)
・スペイン(ライセンス番号2774)
・ハンガリー(ライセンス番号538324)
・イタリア(ライセンス番号3046)
・フランス(ライセンス番号73640)
の金融規制当局にてライセンスを取得しており、その他、オランダ、スウェーデン、フィンランド、ポーランドでも運営許可を得ています。
参考:Trading Point Group Entities Licenses
日本人には馴染みの無い金融ライセンスですが、日本の金融庁と同等もしくはそれ以上の格式のある規制機関です。
金融庁の仕事は「投資家保護」ですので、顧客の不利益になる行為を企業が恣意的に行った場合は企業は金融庁により厳しく罰せられてしまいます。
これは海外FXに限らない話ですが、日本でもFX黎明期、「FX会社の信頼性」は高くありませんでした。しかし、FX産業が発達するについて、FX会社も各国でのライセンスを取得して厳しい監督下にて運営を行うようになってきています。
XMは各国にてライセンスを取得しており、企業としての信頼度は海外FX業者の中でも抜群に高いと言えるでしょう。

海外FXで1番心配される「出金拒否」や「不利約定」に関しては、XMは聞いた事はありません。
当ブログの管理人もXMを愛用していますが、毎回問題なく出金ができていますし、注文はサクサク約定します。
一部の不正ユーザーが利用規約を違反して出金拒否や口座凍結をされたケースはあるかもしれませんが、通常の利用をしていれば、数百万円単位でも問題無く出金がきています。
NDD方式による高い約定力
XMは自社にディーリングデスクを置かないNDD方式を取っているため注文に透明性があります。
NDD方式とは顧客からの注文をFX業者が直接金融機関に流す注文方式の事です。
NDD方式のFX業者顧客が儲かり取引をしてくれれば、してくれるほどスプレッドや手数料で儲ける事ができるので「顧客と利害が一致」します。
一方、日本の国内のFX会社の多くは、DD(ディーリングデスク)方式を採用しています。
DD方式とは顧客と金融機関の間にディーラーを置く事によって、注文を流すか流さないかはFX会社が独自の判断やアルゴリズムで決定できます。

つまり、DD方式のFX会社では顧客とFX業者が「利益相反」の関係になり、注文を実際に金融機関に流しているかどうかはブラックボックスに入ってしまうわけです。
XMでは顧客からの注文は切の人為的介入を排除していて、すべての注文は機械的に金融機関(カバー先)にて約定されます。
NDD方式ではFX会社の儲けはスプレッドや手数料になるため、国内FXよりもスプレッドが広くなるというデメリットはありますが、約定力や注文の透明性では高い信頼を置く事ができます。
レートが急変した時も約定拒否される事無く、注文がサクサク入るというのはXMならではの特徴と言えるでしょう。
注文が滑るスリッページも起きないので指標発表時にエントリーや利確をしたい場合に最適です。

ボーナスキャンペーンが豊富
XMでは豊富なボーナスキャンペーンが用意されています。
※ボーナスキャンペーンは時期により異なる場合があります。
特に嬉しいのは「口座開設で3,000円」の未入金ボーナスが用意されており、実際に口座にお金を入れなくても3,000円のクレジットで取引が可能です。
クレジットとは?
出金自体はできませんが、証拠金として利用できる金額の事です。取引で得た利益は出金が可能です。
また、XMの場合は、未入金ボーナスに加えて「入金ボーナス」が用意されています。
初回入金は100%ボーナスが用意されており、例えば2万円入金するとクレジットが2万円分もらえて、計4万円分の証拠金で取引が可能です。
初回だけではなく追加入金に関しても20%ボーナスがあり、追加入金の入金額に対して20%のクレジットが付与されます。

嬉しいポイントプログラム
XMでは取引を行うためにポイントが貯まる「ロイヤリティプログラム」があります。
貯まったポイントはクレジットとして証拠金を増やしたり、実際に出金も可能な現金に交換する事ができます。
ポイントプログラムは特別な登録などは必要無く、リアル口座で取引をしているユーザーは自動的に付与が開始されます。
例えば、ランクがELITE(エリート)になると1ロットあたり、20XMPのポイントが貯まります。
つまり1ロットの取引を行う度に約700円のボーナスを受け取る事ができるため、それだけ取引にて利益を上げられるチャンスを増やせるという事です。

最大レバレッジ888倍、追証の心配も無し
海外FXの最大の魅力であるハイレバですが、XMも業界でもハイレベルの888倍レバレッジになっています。
FXでは資金管理が重要ですから、上記はあくまで「建てられる最大ポジション」ですが、少ない証拠金で大きなポジションが建てられるのは非常に魅力的です。
国内FXに数万円を入金してポジションを建てても、良くても数百円~数千円の値動きですが、XMの888倍のレバレッジを活用すれば、数千円~数万円の利益を狙う事もが可能なわけです。
海外FXを利用する方のほとんどが
・ハイレバのダイナミックな取引がしたい
・多額の証拠金を用意できない(したくない)
といった方々ほとんどだと思うので、XMの888倍のレバレッジは十分ニーズに応えていると言えるでしょう。
またゼロカットシステムを採用しているので、どんなにレートが急激に動いて残高がマイナスになっても追加証拠金を支払い必要はありません。
FXでは数年に一度、スイスフランショックのようなレート吹っ飛ぶ事がありますが、借金を抱えるといった心配もありません。

MT5も利用可能
MT5は2011年にMT4のアップデート版として開発された取引ツールです。
MT4では時間足が9種類からしか選択できませんが、MT5ではカスタマイズが可能で最大21種類の時間足を設定できます。
チャートの分析で有名なTradingViewなどのサービスの発達で、MT4に備わっている時間足以外にも、2時間足や8時間足、10分足などを利用するトレーダーも増えてきました。
時間足をカスタマイズして利用できれば、他のトレーダーとの優位性を発見できるチャンスかもしれません。
またMT5は動作がMT4に比べてサクサクと軽いので、短期でのトレードを行う裁量トレーダーにとってはMT5が利用できるのは嬉しいでしょう。

完全日本語対応
XMはHPだけではなく、チャット、メール、全てを日本人スタッフが対応してくれます。
※HPは完全日本語対応
XMは海外FXですが、英語を使う機会は一切ありません。
XMでは日本人スタッフが常時対応してくれるので、わからない事があれば日本語でメールをしたり、チャットで問い合わせが可能です。
CFD取引も豊富
XMでは55種類の通貨ペアに加えて、コモディティ、株式指数、貴金属、エネルギーの取引が可能です。
CFDの取り扱いは業界トップクラスで、ゴールド、原油、ガスなどのボラティリティの高い商品もハイレバで取引する事ができます。
これらの価格変動が大きい商品に関しては日本国内の業者で取引をしたら、一歩間違えれば多額の借金を背負ってしまうリスクがありますが、XMであればゼロカットにて取引ができます。
2020年3月のコロナショックでのダウ平均や日経平均、2020年4月の原油価格の取引では一攫千金を実現したトレーダーが数多く誕生しました。
為替取引には無い、ダイナミックな価格変動の取引がXMでは可能です。

多様な入金方法(国内銀行送金可)
※2020年6月現在XMは上記の入金方法に対応しています。
・bitwallet、BXONE(ウォレットサービス)
・JCB、VISA(クレジットカード)
・国内銀行送金
入金額は500円~入金が可能なので、少額からお試しで始める事も可能です。
XMの入金方法で嬉しいのは、「国内銀行送金(三井住友銀行)」に対応している点です。
日本の銀行の支店に振込みをする事で30分~1時間ほどで口座に反映されます。国内銀行に振込みというのはとても安心感があるかと思います。

XMのメリットまとめ
XMのメリット
・ライセンスの信頼性と安全性
・NDD方式による高い約定力
・ボーナスキャンペーンが豊富
・取引で貯まる嬉しいポイントプログラム
・最大レバレッジ888倍、追証の心配もなし
・MT5も利用可能
・完全日本語対応
・CFD取引も豊富
・多様な入金方法
・入金額は500円~ハードルが低く始められる
当ブログ管理人の個人的な意見としては、XMの最大のメリットは信頼性と約定力と言えます。
XMはイギリスやオーストラリアの先進国にてライセンスを取得していますが、取得難易度の高いCFAのライセンスを取得しているというは顧客にとって非常に安心できる点です。
これだけ多くの日本人がXMを利用しているので、急に締め出したり不利益な行動はしないでしょう。そもそも厳格な当局の管理下で運営しているのでそういった心配もありません。
またNDD方式により注文を直接金融機関に流しているのでスリッページの無い高い約定力を実現しています。
指値注文や損切注文も滑らずに約定するので、国内FXを利用して嫌な思いをした人にはピッタリなのではないでしょうか。
日本国内の億トレーダーと言われる人達も、「チャートはXMのチャートを見ている」という人達もたくさんいるそうです。
XMのデメリット
これまでXMのメリットばかり紹介してきたので、デメリットも紹介します。
スプレッドが広い
NDD方式の説明でも触れましたが、ディーリングデスクを設けず金融機関に直接注文を流している海外FX業者はスプレッドや手数料で利益を出しています。
そのため国内のFX業者と比較すると約定力が高い代わりにスプレッドは広くなってしまいます。
海外FXのGEMFOREXがブログにて国内外のFX業者の平均スプレッドを比較しているので、興味がある場合は以下の記事をご覧になってみてください。
→ GEMFOREXが勝手に日本国内FX会社と海外FX会社のスプレッド比較をしてみました。
主要な海外FX業者の平均スプレッドを上記の記事より一部抜粋します。
海外でも利用者の多いOANDAと老舗のiFOREXにて比較してみました。
XM | OANDA | iFOREX | |
USDJPY | 1.8 | 1.6 | 1.8 |
EURUSD | 1.7 | 1.3 | 1.8 |
GBPUSD | 2.3 | 1.9 | 3.0 |
EURJPY | 2.6 | 2.3 | 1.8 |
GBPJPY | 2.1 | 3.0 | 5.0 |
※OANDAは海外のOANDAです。OANSAJapanではありません。
上記ようにXMのスプレッドは海外FXの中では特段広いというわけではありませんが、中くらいといったところです。
ご存知かと思いますがFXはレートが急変時にスプレッドが広くなりますが、XMは約定力に定評があるため異常なスプレッドなどは報告されていません。
もしスキャルピングトレードがメインの取引手法でスプレッドにてFX業者を選びたい場合はXMは向いていないかもしれません。
もしくはスプレッドが気になる場合は、XMのZERO口座を利用してみてください。
XMのZERO口座とは?
スプレッドが国内FX業者並みに狭い代わりに1ロットの取引につき5ドルの手数料を支払うスプレッドに特化した専用口座。
XMのZERO口座はUSDJPYやEURUSDなどの取引量の多い通貨では時間帯によっては0.0pipsも実現しています。

利益は海外送金でのみ出金可能
XMは取引によって得た利益は海外送金でのみ出金が可能です。
XMは様々な国で金融ライセンスを取得しているため、厳格なマネーロンダリング対策を取っています。
そのため、bitwalletやクレジットカードで入金をした場合は「入金額」までしか出金ができないルールになっています。
海外送金で出金をする場合は、受け取り側の国内銀行にて毎回数千円の手数料がかかるので、そのコストは覚悟しなければなりません。
XMのレビューまとめ
この記事ではXMのメリットとデメリットについて紹介しました。
XMはここ数年、海外FXの中でも最も知名度が高く日本人に愛されているFX業者だと言えます。
当ブログ管理人も海外FXはXMから始めて、長らく愛用しています。
長く使い続けられる安心感のある業者のため、これから海外FXを始める場合はまずXMをオススメします。
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